ばね指

指は、手のひら側にある腱(屈筋腱<くっきんけん>)これは指を曲げる時に働きます。この働きにより指を曲げることができるわけです。この腱は、靱帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)という組織で包まれていて、このトンネルの中をスジが通ることによってスムーズに指の曲げ伸ばしができるんですね。

ばね指は、この屈筋腱と靱帯性腱鞘が引っ掛かるようになることで起こります。指を使い過ぎると、屈筋腱と靱帯性腱鞘がこすれて炎症をおこし、腱鞘炎を起こします。それが進行した状態がばね指といわれています。

症状

指を伸ばそうとしたときに、カクッとした感覚とともに、はじかれたように真っすぐになる。この動きが「ばね」のようなので「ばね指」と呼ばれています。

原因として考えられているのは

腱鞘炎がもとで発症する場合が多いのですが、その他にも腱に“こぶ”が出来てしまった状態が原因であることもあります。基本的な症状は先ほどの通り、指が伸ばしづらく無理に伸ばすと“腱のこぶ”が狭い腱鞘に引き込まれるので指を弾いたように伸びます。狭い筒に無理に腱を押し込むので、この時に痛みを生じることもあります。もっと悪くなると指関節そのものが動かしにくくなったり、通常の状態でも痛んだりします。

それだけが本当の原因!?

手の指が伸ばす時にカクンと引っかかって伸ばせなくなる不快な 「ばね指」。そのような客さまがいらっしゃいました。「指を伸ばす時、カクカクするんですよね」とお話をされていまして、右手の中指に症状があり、指を伸ばす時に引っかかった様にまっすぐ伸びません。そこから無理に伸ばせばカックンという感じで伸びる。

10年位このままだったそうなんですよね。触ってみると指の付け根の関節が逆側の手に比べると腫れています。これが上に書いた「腱にできたこぶ」で、ここで指を動かしている腱が引っかかっているということなのでしょうか。中を見たことはないので本当のところはわかりませんけどね。

私が主にやることというと、手の指の骨、手の平の部分にある中手骨、付け根の部分にある手根骨の歪みを調整すること、このお客様も手の歪みを調整してみたのですが、スムーズに曲げ伸ばしができるようになっていました。

そして一週間後...

来てくれた時はまたカクンカクンとなってましたが、同じように調整をしその後は調子よく動かせるようです。このお客さまは力をいれて手を使う仕事をしているためまた同じように症状が出るかもしれません。

ばね指というと、手術しなければならないと言われて、手術をする方もいらっしゃるようです。でも、手術をする前に手当をすれば直ることもあります。 困っていらっしゃる方は、ぜひ一度お試しください。

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